daito's diary

写真のこと、身の回りのこと

ブツ撮り修行

 ようこそ、daito's diaryへ
天気が悪い休みの日は家でおとなしくしています。
と、書き出しましたが、天気は回復しました。
スナップに出かければよかったかもしれません。
ですが、花粉症の季節です。
できるだけ外出は控えたいのです。
今回は先日のブツ撮りワークショップで教わった透過光ライティングに挑戦です。
被写体はコンビニで買ってきたウイスキーです。
酒は全く飲めないのですが、被写体として美しいので購入しました
 
 

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裏ラベルが表ラベルの淵からはみ出てかっこ悪いのではがします。
妻のマニキュア落としをこっそり借りてきました。
これで瓶に残っているノリ跡を落とします。
指紋が残っていないようにマイクロファイバーの布で吹き上げます。
被写体に触れるときはこれを使います。
 
機材の清掃にも便利なのでおすすめです。
 
 
さあ、機材のセッティングを始めます。
まずは透過光の準備です。
乳白色のアクリル板を使います。
450㎜×600㎜、2㎜厚のものでジョイフル本田で購入しました。
値段は1140円
ただ、切りっ放しなので角が鋭利になっていますので注意しましょう。
透過光用のストロボにGodoxTT685、前面のストロボにGodoxAD200をX1Tでコントロールします。
 
段取りをつけて進めていきましたが、途中でいったいどこに向かっているのかわからなくなってしまいました。
メモを取りながら撮影していたのですが、メモとコマがどこかで一致しなくなってしまいました。
ホワイトボードで映画のかちんこみたいにすればよかったですね。
 
こうなったら出たとこ勝負です。
 
背景を乳白色のアクリル板、正面のストロボはトレーシングペーパーでディフューズします。
 

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うーん。
ウイスキーの琥珀色が出ていきません。
なんか濁っています。
アクリル板の乳白色の光が原因でしょう。
 
今度はアクリル板とストロボの間に黒い板をはさんでウイスキーに白い光が直接当たらないようにしてみます。
 
 

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こちらもいまいち。
瓶の輪郭はきれいですけど。
 
今度はアクリル板を外して直接ストロボの光を当ててみます。

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うほほ。
かなりカッコよくなりました。
でも、なんかわざとらしい演出ですね。
 
次はトレーシングペーパーを背景にしてみます。
今度はイメージに近づきました。
ウイスキーも濁っていません。
正面のストロボのディフューズをアクリル板でやってみます。
 

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いい感じに仕上がりました。
 
 
続いて、ディフューズをアンブレラに交換です。
 

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光がさらっとした感じになりました。
きれいですけど、ウイスキーのイメージではないようです。
 
というわけで、取っ散らかりながらもなんとかゴールできました。
今回はゴール設定なしで、こうやったらこうなる的アプローチでした。
(半分言い訳)
まだまだ詰め足りないところは多々あります。
でも、今できることはやりました。
次は仕上がりを明確に決めて撮影したいと思います。
 
設定メモ
被写体は背景に近接
背景はトレペでディフューズはアクリル板
背景ストロボ1/128、正面ストロボ1/64
ストロボからアクリル板まで50cm、アクリル板からウイスキーまで40cm
角度約45度
 
ここから、細かい部分を詰めていきたいと思います。
疲れるけど楽しい楽しい。
ではでは。