ようこそ、daito's diaryへ
イーザスソフトウェアさんより「EaseUS Data Recovery Wizard」のご提供をいただきましたのでレビューを行いたいと思います。
イーザスソフトウェアとは
2004年の会社設立以来、データ復旧、データバックアップ、パーティション管理などのソフトウェア開発を行っているとのことです。
EaseUS Data Recovery Wizardとは
97.3%の復旧率を誇る業界随一のデータ復旧ソフト紛失した原因を問わず、3ステップだけで消失してしまったデータを復元することが可能です。第24/26回Vectorプロレジ大賞の復元部門賞対応デバイスSDカード、USBメモリ、外付けHDD、デジタルカメラ、PC 対応ファイル:写真、動画、ドキュメント、ミュージック、メール等対応ケースハードディスク復元・ゴミ箱復元・削除復元・ウィルス攻撃復元・パーティション復旧・外付けデバイス復元・システムクラッシュ復元・フォーマット復元対応ファイル写真JPG/JPEG, TIFF/TIF, PNG, BMP, GIF, PSD, CRW, CR2, NEF, ORF, RAF, SR2, MRW, DCR, DNG, WMF, RAW, SWF, SVG, RAF, DWGなど音声AIF/AIFF、M4A、MP3、WAV、WMA、APE、MID/MIDI、OGG、AAC、RealAudio、VQFなど動画AVI、MOV、MP4、M4V、3GP、3G2、WMV、MKV、ASF、FLV、SWF、MPG、RM/RMVB、MPEGなどドキュメントDOC/DOCX、XLS/XLSX、PPT/PPTX、PDF、CWK、HTML/HTM、INDD、EPSなどその他、Outlook、Outlook Expressなどのローカルメール(PST, DBX, EMLX, etc.)や圧縮ファイル(ZIP, RAR, SIT, ISO etc.)、exeファイルなどの復元にも完全対応しています。
イーザスソフトウェアホームページより
実際に復活作業をやってみる
以上のようにWordやExcelのファイルはもちろんのこと、私達が使うであろうファイルの殆どに対応しています。
このブログは写真に関することを中心に記事を書いていますので、カメラで扱うRAWとJPEGについてレビューしたいと思います。
さて、写真を撮っている私達にとってよく考えられる事故は、カメラの操作中にSDカードのデータを誤って消してしまった、ということではないでしょうか。
撮影データが無くなってしまう。こんなショックな事件はありません。
だって二度と同じものは撮影できないのですから。
そんな事態を想定して、削除してしまったファイルの復活を、「EaseUS Data Recovery Wizard」で行ってみましょう。
以下のようにファイルを削除して復活を試みます。
SDカードの撮影データをカメラで削除
PCで復活作業
商品名に「Wizard」とあるようにソフトの指示通りに進めるだけの簡単さです。
1.メディア(SDカード)をスキャン
ドライブの容量の大きさによってスキャンにかかる時間が変わります。
32GBのSDカードで7~8分ほどでした
2.ファイルを検知
3.復活させたいファイルを選択
サムネイルで表示されます
RAWデータもサムネイル表示されます
4.PC上にフォルダを作りそこへ保存
という手順です。とっても簡単ですね。
今回の作業に使うSDカードは、普段撮影で使っているものです。
撮影のたびにカメラでフォーマットを行っていましたが、なんと1年ほど前に削除したデータが見つかりました!
ですので、検出されたファイル数がなんと947個。
実際に撮影データとしてSDカードに残していたのは203個。
実験用に削除したデータは139個でした。
フォーマットしただけではデータは消えていない、という話を聞きますが本当ですね。
これならかなり高い確率で復活させることができそうです。
さあ、今度はカメラでフォーマットした後、復活作業を行ってみましょう
ま、こういう事故はあまり起こらないとは思いますが、PCに保存したつもりがしていなかったという想定です。
削除したときと同じ数のファイルを見ることができます。
更にPCでクイックフォーマットしてみましょう。
カメラとPCで二重にフォーマットしたことになります。
カメラでフォーマットした場合と結果は同じでした。
このファイルの中でかなり古めの、まだオリンパスを使っていた頃のファイルが残っていました。
さあ、フォーマット後の全ファイル復活を試みましょう。
残念ながら全てのファイルを復活させることはできませんでした。
ファイルが壊れていたものが947個中10個ありました。
削除作業前の段階でLightroomには取り込めていたので、削除作業中に破損したものと思われます。
復元したファイルの確認は「Fast Raw Viewer」を使いました。
使用した際の疑問点
ファイル名が「復元候補」欄から見ると「EaseUS Data Recovery Wizard」が独自に振る連番になっています。
SDカード上では「P1011724.RW2」となっているファイル名が「DC-G9103.RAW」に変わっているのです。
EM-5MarkⅡで撮ったファイルは「EM-5MarkⅡ001.ORF」となっていたため、「カメラ機種名」+「連番」+「RAW拡張子」でファイル名を振っているようですね。
そして復元・保存したファイルのファイル名は「DC-G99103.RAW」となっています。
おそらくファイル名が破損していたときのことを考慮して、独自のファイル名を振っているのでしょうが、どちらも同じファイル名にできないものでしょうか。
検索で「P1011724.RW2」を削除後検索してもドライブ側にも復元候補にも出てきません。
なんと、削除されたファイル名は「#1011724.RW2」に変わっているではありませんか。
これではファイル名で検索できません。
写真の場合はファイル名検索はあまり使わず、サムネイルで探すことが多いとは思いますが、残念なところです。
更に要望をつけると、サムネイルのサイズ変更ができると嬉しいですね。
個人的にはもっと大きなサイズで表示できれば良いと思います。
また、保存方法も自分でファイル名が決定できるわけではなく、保存するフォルダが選択できるだけで、「Recovered data月-日付 時_分_秒」>「復元候補」>「タグ」>「Camera」>「PANASONIC(カメラメーカー名)」>「DC-G9103.RAW」
とかなり深い階層に保存されます。
せめて「Recovered dataフォルダ」>復元ファイルぐらいにできなものでしょうか。
ファイル名も任意のもので保存できるように選択式になっていると嬉しいですね。
まとめ
復活できる容量やサポートに制限があるものの、無料版も用意されています。
500MBまで無料、ツイッターやフェイスブックでシェアするとさらに1.5GB増えるそうです。
転ばぬ先の杖ということで、インストールしておいて損はないと思います。
というのも、間違って削除したときって、焦って二次被害が起きやすいですよね。
それを避けるためにも保険をかけておこうということです。
みなさん、ファイルの削除は慎重に!
ではでは。
ダウンロードはこちらから
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